不動産を売却するとき、多くの方が「不動産会社に頼むしかない」と考えるのではないでしょうか。
しかし実は、司法書士事務所でも宅建業の登録を行っていれば、一般の不動産会社と同じように売却や購入の仲介ができることをご存じでしょうか。
司法書士は、不動産の権利関係・登記・相続といった“法律面の専門家”です。複雑な権利関係が絡む物件や、相続したまま放置されている不動産など、法務知識が求められる場面では、むしろ司法書士のほうが安全でスムーズに進むケースも少なくありません。
司法書士が行う不動産売却・仲介の特徴やメリットを、一般の不動産会社との違いとあわせてわかりやすくご説明します。
司法書士が宅建業(不動産仲介業)を兼務するメリット
司法書士と宅建業のWライセンス
だからここまでできます!
相続・登記から売却まで一括サポート
司法書士としての法務知識と宅建業の実務を一体化し、相続手続きから売却までをワンストップで支援します。複数業者への依頼が不要となり、時間と費用の両面で効率化できます。
法的課題のある物件も的確に解決
借地・底地・共有状態など、法的な問題を抱える物件でも法律家の視点で整理しながら解決へ導きます。司法書士が代理人として交渉できるため、複雑な権利関係でも安心して任せられます。
相続対策まで見据えた長期的アドバイス
単なる売却にとどまらず、二次相続や将来的な資産管理まで踏まえた助言が可能です。ホームロイヤーとして、長期的に法務全般を支える体制を整えています。
法律に基づく安心で誠実な不動産取引
法律専門職として高い倫理観を持ち、不誠実な取引や法的リスクを残す対応は一切行いません。将来的にトラブルが生じないよう、透明性の高い不動産売買を徹底します。
例えばこんなことでお困りの場合はご相談ください
以下のような事例では、場合によっては不動産会社では断られてしまうこともあるかと思います。
- 相続する不動産を売却して相続人で代金を分けたい(換価分割・代償分割)
- 相続の手続きから売却までまとめて依頼したい
- 個人間・親族間での不動産売買を考えているが、銀行にローンを断られた
- 離婚のため、夫婦共有不動産を清算したい
- 借地や底地の整理をしたい
- 不動産会社に良いイメージがない、誠実な不動産屋を探している
しかし、司法書士と宅建業のWライセンスの中野リーガルホームにとっては、その強みを生かせ得意とする案件です。これまでの解決事例の一部を掲載しておりますのでご一読ください。
よくご相談いただく内容を種類ごとにまとめました。該当するページをご覧ください。
司法書士による相続不動産の売却
相続登記と売却をワンストップで対応し、手続きの手間と費用を最適化できます。
司法書士による個人間・親族間売買
契約や価格設定など、親族間売買で起こりがちなトラブルを法的に予防します。
司法書士による任意売却
住宅ローン問題に寄り添い、債権者との調整を含めてスムーズな任意売却を支援します。
司法書士による離婚問題での売却
名義・財産分与の問題を整理し、争いを避けながら売却手続きを進められます。
一般的な不動産会社と何が違うの?
法律に精通し、幅広い手続きを行う資格を持つ司法書士は、通常の不動産会社では対応できない業務にも対応できます。当事務所と他社との違いを、比較しやすい形で分かりやすく表にまとめました。
←スクロールしてください
| 中野リーガル ホーム | 不動産会社 (大手) | 不動産会社 (中小) | 一般的な司法書士 事務所 | |
|---|---|---|---|---|
| 不動産の仲介業務 | ||||
| コンサル業務 生前対策・相続対策 | ||||
| 税金に関する考え方 | ||||
| 相続手続き | ||||
| 相続した不動産の売却 (換価分割・ 代償分割含む) | ||||
| 個人間・親族間・ 親子間の売買 | ||||
| 任意売却 (債務整理 を提案できる※1) | ||||
| 離婚に伴う売却 | ||||
| 共有解消に伴う売却 | ||||
| 借地・底地問題の解消 | ||||
| 法的な問題のある 不動産の相談 | ||||
| 遠方にある不動産 の対応 |
※1.任意売却の住宅ローンに悩んでいる方が取る手続きですが、単に不動産を売れば解決するという問題ではなく、多くの場合クレジットローンやキャッシングローンで苦しんでいたり、ご家族関係やお体のことの問題が潜在的にある場合がございます。これらの問題事は一般の不動産会社では対応することが難しく、法務・行政を組み合わせて解決すべき問題です。
任意売却に関しては不動産会社に相談するのではなく、まずは司法書士または弁護士に相談すべきというのが弊社の持論です。数多くの債務整理案件を経験して分かったことは、任意売却だけが住宅ローン問題・借金問題を解決する方法ではありません。弊社では数ある手続きの中の一つの選択肢として任意売却を提案いたします。
司法書士であれば不動産売却の代理人にもなれる
例えば不動産の共有者間で、売りたいけど共有者同士肩を並べて手続きをしたくないという場合もあると思います。(例えば、離婚した夫婦の共有不動産や争族となった不動産など。)
このような時に、司法書士であればお互い顔を合わせずに済むよう、手続きを一任していただくことも可能です。司法書士法第29条および司法書士法施行規則第31条の規定から、司法書士は売主の代わりになって(=代理人として)売却の手続きをすることが業務として認められているからです。
司法書士が不動産売却の代理人として行うことは、主に契約手続きや書類収集、不動産業者や買主との打ち合わせ、現地確認・調査、測量が必要な場合はその手配などです。
また、不動産の共有者への説明や橋渡しは司法書士が別々に行うことが可能です。当事者同士で話し合うより間に第三者が入る事でスムーズに進むこともあります。
※共有者間で紛争が生じている場合は、弁護士を紹介することも可能です。
ご依頼者さまに損をさせないサポートがモットーです
中野リーガルホームでは、お客様の利益最優先のお取引を目指しております。司法書士の立場からも不動産を評価しますので、法的なリスクや物件の悪いところなどがあれば、事前にしっかり説明をいたします。
また、その場だけの売買契約でなく、税金対策や将来の相続まで見据えたご提案をいたします。
一般的な不動産会社は、不動産を「動かす」ことでしか収益を得られません。そのため仲介手数料や転売益を目的に、強引な営業やお客様に不利益な取引を勧めるケースもあります。
一方、当事務所は司法書士業務が本業です。不動産に固執せず、必要に応じて「動かさない」選択肢もご案内し、常にお客様の利益を最優先にしています。
お客様のご要望にお応えするために不動産仲介を始めました
中野リーガルホームは創業以来、相続手続きを中心に業務を行ってきました。その中で多くのお客様から、次のようなご要望をいただいてきました。
- 「相続手続きが終わった後、不動産を売却したいのですが、信頼できる不動産会社を紹介してもらえませんか?」
- 「親の財産は自宅不動産しかなく、そのままでは分けられないので、売却して財産を分けたいのです。」
- 「相続をきっかけに借地権を整理したいのですが、借地や底地に強い不動産会社を紹介していただけますか?」
- 「親子間や親族間で不動産を売買したいのですが、不動産会社に仲介を頼まないといけないのでしょうか?」
不動産売買では、しっかりした法的知識と高い倫理観を持った者が仲介業務をする必要がありますが、一般的な不動産会社や業者ではその見分けは難しいものです。また、一括見積サイトや街角の不動産屋に見積もりや相談など依頼すると、その後しつこい営業に悩まされることも・・
そういった不安が「紹介してほしい」というご要望につながっていると気付き、それであれば中野リーガルホームで不動産仲介を兼業できないだろうか、という思いに至りました。

不動産の仲介業を行うには、都道府県や国土交通省への届出を行い、不動産業の免許を取得する必要があります。一般的な司法書士事務所はこの免許を持っていないため、仲介業務を行うことはできません。さらに、免許だけでは十分ではなく、複雑な不動産の各種法体系の知識、現調査や実務の経験が必要不可欠です。
そこで当事務所では、免許取得以前から勉強会を重ね、信頼できる不動産会社から実務を学び、経験豊富な人材も迎え入れてきました。
こうした取り組みにより「司法書士事務所での不動産業」いう新しい形を実現し、現在では一般的な不動産会社以上に安心してご利用いただけるサービスを提供できるようになりました。ありがたいことに、多くのお客様から高い評価をいただいております。
中野リーガルホームならではの不動産仲介
中野リーガルホームの不動産仲介は、司法書士と宅建業のWライセンスだから、
- 相続の手続きから売却活動までスムーズで一貫したサポート。時間と費用を節約できます。
- 相続登記が未了など、法的に問題のある物件でも的確な解決案を提示できます。
- 税理士・弁護士・土地家屋調査士・測量士などと連携した、総合的なご提案も可能です。
- 売買によるトラブルに巻き込まれないように予防法務を講じることが可能です。
- 不動産業界のしがらみもなく、常にお客さま目線でのサービスを実行できます。
相続での不動産売却をお考えの場合は、弊社でご提供しているサービスプラン
「まるごと相続手続きお任せサービス」もご参照ください
確かな経験と知識、そして自信があります
経験則上ですが、儲けなくてもいい、でも損はしたくない、という人が悪い不動産会社にカモにされていると思います。
街でよく見かける不動産会社の営業マンはどれほどの経験・知識があるでしょうか?あなたの担当である営業マンは、実力が伴っているかどうか口先だけではないか、判断できるでしょうか?大手だからという理由だけで安心していませんか?親切にしてくれているというだけで任せていませんか?
弊社は確かに規模としては小さいかもしれません。しかし、経験・知識・コンサルティング力・関係者との調整力など自信をもって取り組んでおります。
なぜかというと、やはり司法書士としての経験があるからです。また司法書士の立場から不動産業界を見てきたからこそわかることも多数あります。不動産は唯一無二の物(ブツ)であり権利です。レベルの低い不動産会社には気を付けてください。その前にまずは弊社にご連絡いただければ幸いです。
代表司法書士 清澤 晃ご依頼者さまへのお約束
司法書士が代表を務める中野リーガルホームでは、常に最新の法令を学び、コンプライアンスを遵守し、高い倫理観をもって「不動産業界の常識」にとらわれることなく、お客様目線でのサービスを提供することをお約束いたします。
不動産会社への依頼に不安のある方、安全な不動産取引を望まれる方はぜひ一度ご相談ください。
また、現在一般の不動産会社に依頼をしている方も、ぜひセカンドオピニオンとしてご利用ください。




