
相続不動産の売却・親族間売買なら|中野リーガルホーム
お問い合わせ9:00〜19:00(無料相談実施中)03-6300-9578


不動産を売却しようとしても、思うように買い手が見つからないと、不安や焦りを感じてしまうものです。そうした「売れ残りのリスク」を軽減する選択肢として注目されているのが「買取保証」という仕組みです。
買取保証とは、一定期間内に第三者の買主が見つからなかった場合に、不動産会社があらかじめ合意した価格で物件を買い取る制度を指します。一般的に、不動産会社が買主となるため仲介手数料が不要となり、契約不適合責任についても免責とする特約が設けられるケースが多く、売却後のトラブルを避けたい方にとって有効な方法といえます。
この記事では、買取保証の基本的な仕組みから具体的なメリット、利用する際の条件まで、初めて検討する方にもわかりやすく解説します。
目次
不動産を売却する方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の二つがあります。仲介は、不動産会社が広告や紹介を通じて一般の買主を探す方法で、市場価格に近い金額で売却できる可能性がある一方、売却時期が読みにくいという特徴があります。
これに対して買取は、不動産会社が直接物件を購入するため、売却価格は市場相場の7割から8割程度になることが多いものの、短期間で現金化できる点が大きなメリットです。
買取保証を利用する最大のメリットは、売却期限と最低売却額があらかじめ見えることで、資金計画を立てやすくなる点にあります。住み替えや住宅ローンの返済、相続手続きなど、期限が決まっている場面でも、売却の見通しが立つことで落ち着いて次の準備を進めることができます。仲介のみの売却では成約時期が不透明になりがちですが、買取保証があれば「遅くともこの時期には売却が完了する」という安心感を得られます。
また、費用面や売却後のリスク軽減という点でもメリットがあります。不動産会社が直接買い取る場合には仲介手数料が発生しないため、例えば2,000万円で売却した場合、仲介売却で必要となる約70万円前後の手数料を抑えることができます。
さらに、買主が不動産のプロであることから、契約不適合責任を免責とする特約が付されることが一般的です。これにより、引き渡し後に不具合が判明した場合でも、売主が修繕費を負担するリスクを軽減できます。
買取保証は便利な制度ですが、利用するためには一定の条件があります。多くの場合、不動産会社と締結する媒介契約は「専属専任媒介契約」または「専任媒介契約」に限定されます。これは、売却活動を一社に任せることで、不動産会社が最終的な買取リスクを引き受ける前提を明確にするためです。
【相続手続き相談室】用語集「媒介契約」とは
また、すべての不動産が買取保証の対象となるわけではありません。再販を前提とするため、立地条件や建物の状態、法令上の制限によっては対象外となることもあります。たとえば1981年に建てられた旧耐震基準の物件や、人口が少なく利便性の低い物件は買い手が付かない場合があります。ただし、売主自身が「売れにくい」と感じている物件でも、専門家の判断によって買取保証が可能となるケースも少なくありません。まずは査定を受け、条件を確認することが重要です。
不動産が売れないという不安は、生活設計や家族の将来にも大きな影響を与えます。買取保証は、そうした不安を軽減し、確実に次のステップへ進むための有効な選択肢です。ただし、買取価格の設定や契約条件、登記・相続などの法的手続きについては、専門的な判断が欠かせません。
司法書士事務所を母体とする不動産会社「中野リーガルホーム」では、不動産売却と法務の両面から、お客様一人ひとりに合った最適なご提案を行っています。
「なかなか売れない」「売却に失敗したくない」と感じている方は、ぜひ無料相談や訪問査定をご利用ください。法務と不動産の専門家として、安心できる売却を全力でサポートいたします。