清澤の顔写真

清澤晃きよさわ

本HPの管理人で事務所の代表の清澤です。

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長くなりますが、司法書士である私がなぜ宅建業の登録をしてまで不動産業をするのかを、ここに書いていきたいと思います。

不動産の売買の手続きを透明性をもって誠実に案内したい。
正直不動産が結局は一番結果が出ることだ。誰も不幸にならないように。
司法書士となったのが平成18年。それから約4年ほど雇われ司法書士としてお勤めしていました。
雇われの時は司法書士の王道である登記業務や不動産売買の決済業務の仕事をしており、不動産の仲介会社や買取会社・デベロッパーと呼ばれる方たちと仕事をしており、不動産会社は「登記をくれるビジネスパートナー」でした。
ところが、不動産業界の方たちと外部の人間(司法書士)として接していると「不動産業界の常識は世間の非常識」「売ったら売りっぱなし、買わせたら買わせっぱなし」「態度が悪い」「裏ではお客様のことを金づる・カモネギとしか見ていない」ということがあまりに多く、司法書としてこのままこんな恐ろしい業界とかかわってやれるのだろうかという不安もありました。
先ほど不動産会社は「登記をくれるビジネスパートナー」と書きましたが、パートナーではなく実態は「下請けの代書屋」でした。
勤めていた事務所だけがそうというわけではなく、多くの司法書士事務所は不動産屋の下請けで仕事を請け負っていると思います。
一般の方が不動産を買うときに司法書士に支払う手数料は6万~15万円ぐらいかと思いますが、不動産屋が仕入れるとき(=買うとき)に司法書士に払う手数料は1000円や5000円、ひどい事務所は無料でやっていることもあると聞きます。

「下請けの代書屋」である司法書士は一般のお客様の顔は見ていません。仕事の発注者である不動産会社の顔色ばかり見ています。
この構造は明らかにおかしいですよね、一般のお客様が依頼者となる手続きにであるにもかかわらず、です。

とはいっても雇われの身である当時の自分が事務所の体質を変えてやるとか、業界の膿を取り除いてやるとかいう仰々しい志は特は持ち合わせていたかったため、独立して自分に合う仕事をこなし、家族や、せめて自分とご縁があった人だけでも司法書士業界や不動産業界の低俗な体質に巻き込まれないようにしたいと思い平成22年に独立をしました。

と、いうことで独立したわけですが、仕事欲しさに安直に司法書士の王道の仕事である登記業務を受注するにも、大手や既存の司法書士事務所がすでにお抱え(=下請け司法書士)となっていたり、「独立したからご挨拶にお伺いしました(本音は「仕事をください」)」と近場の不動産会社を訪ねても「今頼んでいる事務所は○○円のキックバック(司法書士業界ではキックバックは違法です。)だけどあなたはいくら?」「うちの仕入れ案件タダもしくは1000円で今の司法書士はやっているけどいい?」と言われるのが関の山。
そもそもつまらん不動産会社と付き合いたくないから独立をしたという一面もあるので独立当初から不動産会社にはあえて営業に行きませんでした。

ではどうやって家族を養い、縁のある人のためになれるのか、ということは独立前から考えていたわけですが、自分の持っている知識と経験が生かせ、年上からは比較的受けが良い性格(自己分析です)を生かして「相続」を専門として事業を展開していこうと自分の中で決めました。
普段の行いが良かったせいか、もしくは天国の祖父母の思し召しか、数カ月もすると大手の老人ホーム、保険会社、葬儀社などと連携の話があり今まで培ってきた経験と愛想のよさで仕事の方は順調に増え、目立ったクレームもなく多くの方たちにお役に立てたと自負しております。

とはいってもここまではあくまで「相続が得意な司法書士」にすぎませんでした。これではそこまで差別化はできないだろうし、すそ野をより広げてより多くの方との接点も作れないと思っていました。次の展開が必要であると。

仕事自体はありがたいことに途切れることなく、従業員にも満足のいく(と思っております)給料も払えていましたが、かねてからの構想である「司法書士が経営する不動産仲介」を実際に始めようと思ったのが平成30年頃からです。

相続の相談を何百回と受けていると頻繁に不動産の売却や有効活用であったり、税金のことも相談を受けます。
相談を受けるというよりは、こちらから掘り下げていくと、もしくは「寄り添っていく」と当然のようにいろいろな課題が出てくるじゃないですか。

なぜならご相談者は明確に「登記だけをして欲しい」という方と、「とりあえず登記の相談に来たけど他にもやらないことや相続税も心配だしこれからどのような手続きがあるのかもわからない」という全般的な相談の方もおり、司法書士だからといって登記の依頼だけをこなせばよいというのでは、サービス業としては失格だと思っています。
ご依頼者の心配事や悩みごとが無くなる、あるいは無くなるような道筋を立てるというのが専門家の役割だと思っています。
悩みやお困り事が潜在的にあって、でもその潜在的な「課題」などは知るすべもないし知ったからといってどこに相談してもよいのかが分からない、という方がほとんどかと思います。

すでにやるべきことが分かっている方はもちろん、「何をすべきかわからない」「とにかく話を聞いてみたい」となる方のお手伝いをさせていただく方が専門家冥利に尽きる、やりがいもある、ご相談者様とそのご家族の安堵の顔と業務完了後の報酬の受け取りに喜びを感じる今日この頃です。

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