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空き家は放置するとさまざまなリスクの原因となり、管理にも費用や手間がかかります。
しかし、古い空き家や立地が良くない空き家は、なかなか仲介による売却が難しい場合もあるでしょう。
そこで今回は、空き家の処分方法としておすすめの空き家買取のメリット・デメリットや流れについて解説します。
空き家の売却を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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空き家買取の大きなメリットは、早く空き家を手放せることです。
空き家は所有しているだけで固定資産税や管理費用が発生するため、売却期間が長引くとそれだけコストがかかってしまいます。
不動産会社が買主となる買取であれば、古い空き家であっても最短3日、長くても1か月程度で売却が可能です。
また、古い空き家は解体して更地にしないとなかなか買い手が見つかりませんが、買取であれば多くの場合古家付き土地の状態でも対応してくれます。
取り壊しの費用がかからないため、手元に資金がない方でも売却が可能です。
その他、家具などの残置物が残ったままでも売却できる点、仲介手数料がかからない点、契約不適合責任に関するトラブルの心配がない点もメリットです。
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空き家買取の大きなデメリットは、売却価格が安くなることです。
空き家の買取相場は、市場価格の5割から8割程度になるケースが多く見られます。
そのため、売却スケジュールに余裕がある場合や、なるべく高額売却をしたい場合は、買取よりも仲介による売却のほうがメリットが大きくなるでしょう。
また、物件によっては買い取ってもらえない可能性がある点も注意が必要です。
不動産会社は買い取った不動産を売却して利益を得ることを想定しているため、採算が合わないケースでは買取が拒否されます。
とくに、取り壊し費用が更地価格から利益を差し引いた金額より高いような空き家は、買取不可と判断されるの可能性が高いでしょう。
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空き家買取の流れは、買い手を探す必要がないため仲介に比べるとステップが少ないのが特徴です。
まずは不動産会社に査定を依頼し、空き家の売却相場を把握しましょう。
査定結果をもとに具体的にいくらで買い取ってもらえるか不動産会社と打ち合わせをおこない、金額に納得できた場合は売買契約の手続きに進みます。
売買契約を締結する際は、登記識別情報や土地測量図面、印鑑証明書などの書類が必要です。
契約締結後は空き家を不動産会社に引き渡し、買取金額を受け取ります。
譲渡所得が発生する場合は、確定申告も忘れずにおこないましょう。
空き家は所有していること自体が負担となるため、活用方法がない場合は買取により早めに手放す選択も大切です。
仲介に比べると売却価格は安くなるため、高額売却を目指すのか早期売却を目指すのかを決めて売却方法を選ぶと良いでしょう。
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