土地の地代水準について

土地の地代水準について

Q.借地契約の更新手続きを契約をした際に地主さんから、ウチから借地している人は地代が安いんだよと説明されました。
親の代から、地代は地主さんの請求通りに支払いをしていたため、金額の高低を考えたことはありませんでしたが、地代の相場はあるのでしょうか。
A.公表されている実例が少なく、相場が形成されているとは言えません。

総務省統計局の調査によると、全国の主世帯(4,960万世帯)のうち、借地権は約117万世帯(全体の2.4%)。
東京では借地権が約19万世帯となっております。

借地権に係る地代水準については、税理士と不動産鑑定士を共に保有する有資格者が中心となる、任意の研究団体の日税不動産鑑定士会が、土地の固定資産評価替えが行われる3年毎に調査した結果を「継続地代の実態調べ」にて刊行しております。

2018(平成30)年の調査によると、土地の公租公課(固定資産税・都市計画税)と地代の対比は、商業地では4.37倍、住宅地では4.60倍となっております。

弊所のご相談者の中には、土地の公租公課の3倍未満の地代を収受している地主さんもいます。
地主さんからすると、公租公課や所得税などの支払いがあり、収益性が低いというのが、借地している土地の実情です。

地主の思いを理解してもらうために、契約更新時に地代のことに触れられたのかも知れませんね。

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